一燈園の「秋の集い」
10月17日、京都・山科の一燈園にて「秋の集い」がありました。一燈園は昭和4年(1929)、西田天香さんにより創設された共同生活体で約200人が無所有の生活
をしています。天香さんの「人はは許されてこの世に生かされているのであり、無一文、無所有こそ人間の本来の姿である。この生命本来の姿に還って自然の理にかなった生活をすれば、人は金のために働かなくても、何も所有しなくても生かされるのである。」という思想に基づいています。六万行願と呼ばれる便所掃除の祈りから始まりました。
ここの住人(同人と呼ばれます)達は出版印刷、建築、農業など世間の仕事にも従事していますが、そこから得られる収入は天の恵みとして、それを預かる組織(宣光社)が、必要に応じて各自に与える仕組みです。
秋の集いの今回の講演は「生病老死に学ぶ」と題して、僧医の対本宗訓(つしもとそうくん)さんが話されました。対本さんは僧侶として医学を学び、総合病院の末期患者の緩和ケアセンターの内科医を務めています。人は無用な延命処置をせずに枯れて死ぬのがいい。高僧などは自らの死期が分かるもの…等々と僧医として病院勤務での経験を話されました。
休憩後は「立ちあげれモアイ」のビデオ上映。南米大陸の西に位置するイースター島のモアイ像の復旧物語です。これには日本人が大きく関わり、その結果、九州・宮崎県の「サンメッセ日南」にも同様のモアイ像が建つ事になったのです。ここサンメッセ日南には「地球感謝の鐘」があります。「地球に優しい」ではなく、生かされている人として「地球に感謝
」が天香さんの想いです。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- カンボジアで初の落語公演(2009.11.30)
- アジア・メシアニックジュー2009(2009.11.05)
- 一燈園の「秋の集い」(2009.11.04)
- ベトナムと出会う一日(2009.10.31)
- 高橋佳子講演会(2009.10.31)


コメント